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妊娠糖尿病日記。出産から産後

食事療法でなんとか乗り越えられましたのでこちらでは妊娠糖尿病患者の出産時と産後のことを書いていきます。

こちらに至るまでのお話はこちらから読むことができます。

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妊娠糖尿病患者は出産と産後も制限があります。

出産も産後もただでさえ大変なのにさらに制限です。

私は出産時の説明の時(産院でそういうひがありました)の時に知ったのでショックが大きかったです。

早く知っても遅く知ってもやることは変わりらないです。

しかし、妊婦さんは心構えを、立ち合いをされる方も通常とは異なることを、親族の方も心算をしておいていただくのに役立てばと思います。

目次

  1. 出産
    1. 持ち物
    2. 食事
    3. 計測
    4. 赤子の症状
  2. 産後
    1. 食事
    2. 計測
    3. 検査
  3. おわりに

1.出産

1.持ち物

出産が近づくにつれて不安定になっていた血糖値でしたが、出産が近づくにつれ、それはそれは出産のことで頭がいっぱいになるわけで、ブログやインスタなんかで出産時の持ち物などを調べてました。

リラックスグッズや陣痛を和らげるものなどはもちろん、皆さんがよく書いてることがあります。

「辛いであろう陣痛を乗り切るために好きな飲み物や好きな食べ物を持っていきます❤️」

そうですよね。持っていきたいです。

なんで自分もそれができると思っていたのかはわかりませんが、妊娠糖尿病患者生活は出産時も変わりありません。

つまり、ダメです。

私が言われたのは、

•血糖値測定器

•お茶や水

•飲むゼリー

飲むゼリーへの補足としてはもちろん低血糖なもの。

おにぎりやジュースはもちろん持ってきてはいけないとのこと。

陣痛を乗り越えるための道具、いや、希望を持ち込んではいけないだと!?

産むまで血糖値をあげてはいけないのです。

ということで、出産準備のために飲むゼリーを買いに行くわけなのですが、見当たらない。

低糖質のゼリーが見当たらない。

エネルギー補給を目的としているわけなので、糖質はある程度含まれています。

とりあえず、ライザップが監修の飲むゼリーを購入し、いざ出陣。ライザップが提案する食事は低糖質ですからね。



私はダイエットに関して低糖質信者です。

いざ、助産師さんのチェックが入ります。

結果は合格でした。

まあ、結局、陣痛中にゼリーを飲む元気はなかったです。

2.食事

飲むゼリーも食事の1つですが、管理入院時と同様の低糖質メニューが提供されました。

深夜1時くらいから14時くらいまで病室にいました。

食事は6回食になってたので朝2回、昼1回目まで出ました。(2回目は時間的に出ませんでした。)

まあ、結局、昼はそれどころじゃなくてもがきうなる私の横で夫が食べてくれました。

3.計測

出産時にも血糖値を測ります。

赤子を出す前か、出した後かは覚えてないのですが、こんな時まで!と思ったのは覚えてます。

140くらいだったと記憶してます。

昼はほとんど夫が食べ、私はほぼ食べられてません。

ゼリーも飲んでないです。

それでも相当な負荷がかかってるため数値が爆上がりするのでしょう。

4.赤子の症状

妊娠糖尿病の影響が赤子に出ているか否かは産んでみないとどんな状態かはわからないですよね。

結果、何も該当しませんでした。

大きくもなく

難産でもなく

低血糖にもならず

黄疸もありませんでした。

産むまで不安でいっぱいと思いますが、“案ずるより産むが易し”です。

2.産後

1.食事

食事は通常通りに戻ります。

最初の食事は忘れもしません。写真は忘れましたが。

ご飯はもちろん茶碗一杯、クリームシチューにジャガイモが入ってました!わーい!

クリームシチューにジャガイモなんて糖質祭りを一食目にして食べられるなんて何という幸せ。

次の日からもグリーンカレーに松花堂弁当、フルーツソースのかかった鴨のロースト、そしてフルコースの祝膳!

普通に食べられることがこんなに幸せなことだったなんて。

ご飯としあわせを噛みしめてました。

2.計測

私の産院では出産から3日目の朝まで血糖値の測定をしました。

計測する理由としては出産後通常にきちんと戻っているかを確認するためです。

まだやるのかよって思いましたよね。

そのまま糖尿病に移行していないかの目安です。

目安でしかないですけどね。

妊娠糖尿病になった人の約半分は将来糖尿病になるらしいです。

ちなみに数値は普通の食事をしているので初めは少し高めでしたが、日を追うごとに低くなり、計測最終日は問題ない数値に下がりました。

助産師さんからも「よくがんばったね、よかったね」と言ってもらえて、涙が出そうでした。

3.検査

先ほどの計測の話の中で、目安でしかないと書きました。

糖尿病になっていないかの確認は再び検査が必要となります。

糖質負荷検査です。

産院での検査の数値は全く問題なかったです。

実はその2ヶ月後の内科での検査は数値がギリギリでした。

「産院での検査の数値が正常なら大丈夫」と言ってもらえましたが、なんか嫌ですね。

朝から餅を3つも食べたせいだと信じてます。

3.おわりに

しんどかった妊娠糖尿病生活も産後の検査を持って終了です。

色々と面倒に感じることが多かったのは事実ですが、自分の生活態度を見つめ直すきっかけになりましたし、自分の食べたいものを食べられることがどれだけ幸せなことであるか身に染みました。

ダイエットには糖質オフが効果があることは間違いないこともわかりました。

そして、妊娠糖尿病としては終了ですが、糖尿病予備軍としてはずっと不安が残る結果となりました。

この体験から得た知識を無駄にしないよう、将来に活かせるようにしたいと思います。

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