家族が一堂に集う場所、LDKその中でも衣食住の食を司るキッチンと顔を合わせながら食事を囲むダイニング。
どんなレイアウトですか?また、どんなレイアウトにする予定でしょうか?
ゆちゃんの家は横並びです。
私自身横並びにする希望もつもりもなかったのですが、スペースの関係で横並びになったため、何の思い入れもありませんでした。
そんな、なんの思い入れもない横並びのキッチンダイニングを使用してみての感想をお話ししたいと思います。
レイアウトの決定
打ち合わせの際、ダイニングのスペースは確保するつもりでしたが、これといって希望はありませんでした。
というのも、ちゃぶ台育ちなのでダイニングテーブルで食事をするという暮らしをしたことがなかったのです。
しかも、当然のようにこのレイアウトしか思いつきませんでした。
ですが、提案されたのはこちらでした。
正直な感想は、
なんか、見慣れてないから不安。
友達の家でもみたことないから不安
展示場でしかみたことないから不安。
こんなところでした。
ですが、ゆちゃんは細長い土地に細長い家を建てる予定のため、横並びのキッチンダイニングの方が適しているそうです。
うん、まあ、そうですね。言われてみればそうでしょう。
そして、スペース不足の方に最適とのこと。
おう、まさにぴったりですね。
事実、ゆちゃんちのダイニングスペースはLDKの中でも大変狭いです。
少しの不安を抱えつつも絶対的な希望もないので採用することとなりました。
メリットとデメリット
メリットとデメリットを調べてみました。
メリット
•スペースが少なくて済む
•配膳と片付けが楽
•キッチンとの移動距離が短い
以上がよく言われているメリットです。
スペースが少なくて済むのはその通りとして、配膳と片付けが楽、キッチンとの移動距離が短いのもまさにその通りで、想像以上にいいです!
家だ毎日きちんとご飯を食べたら1日に3回配膳、片付けをすることになります。
ダイニングが真横にあるだけで一歩足を動かし、ちょっと手を伸ばすだけで用意した食事をダイニングテーブルに置くことができます。
片付けも座ったままシンクに食器を置くことができます。
キッチンと横並びなので、食事中に足りないものに気付いても数歩で取りに行けます。
たったこれだけのことのように思えるんですが、動線が短いってすごく楽です。
また上記に加えて私が感じたメリットはこちらです。
•座ったままゴミを捨てられる
•キッチンの背面側の有効活用
食事中に米粒や食べこぼしが発生した時に、シンクにポイと捨てられます。
小さな子どもがいると発生しやすい案件です。
手を洗うとしても立つ必要はありますが、立てば水栓に手が届きます。
また、キッチンの背面(裏側)にスペース(通路)があるのでそちらに収納をつけることができます。
この収納があればLDKの収納には困りません。
つけてよかったという感想しかありません。
以上がメリットでした。
デメリット
•キッチンが丸見え
•水が飛ぶ
•キッチンからダイニング以外の移動距離が長い
言わずもがなですね。キッチンの近くに設置できるのがメリットなので丸見えは避けられません。
シンクが近くにあるので洗い物をしている際にダイニングを使用している人がいたら席によっては水しぶきが飛ぶ可能性があります。
とはいえ、今のところダイニングに多少は飛んでいると思いますが、目に見えるほどは飛び散ってません。
そして、最後のキッチンからダイニング以外の移動距離が長い。
家事動線が悪いってことです。
ゆちゃんちはペニンシュラ型です。LDKのドアから入ってくるとダイニングまで行ってぐるっと回らないとキッチンにたどり着けません。
正直、これはめんどくさいって実感してます。
何をするにもグルーっと回らないといけないです。
デメリットへの解決策
アイランドキッチン
アイランドキッチンにして、片方に通路を設けられれば同線は解決します。
テーブルを離す
テーブルを話して通路を設けることで動線を短くします。
腰壁をつける
手元が見えるのが気になる方は腰壁をつけて手元を隠す方法があります。
採用していない理由
ちなみに、ゆちゃんちがなぜ上記の解決策を実行していないかというと、やはり一番はスペースの問題です。
スペースが少ないので横並びにすることになったのです。
アイランドキッチンはできることなら採用したかったです。
ゆちゃんちのダイニング周りのサイズは以下の通りです。
この図の下側はダウンフロアのリビングになってます。
人が通るのに少なくとも必要なサイズが45センチとされています。
なので、アイランドにしても、テーブルを離して通路を作るにしても、ダウンフロアとテーブルの通路が狭くなってしまいます。
でも45センチってほんとに狭いと思います。
45センチのスペースが取られたとしてもダイニング テーブル横の通路も75センチと、通れないこともないのです。
でも、段差がないリビングならまだしも隣がダウンフロアなどことを考えると、少し精神的に窮屈な気がしました。
また、ダイニング テーブルなのですが、IAさんからは150センチのものを置いても大丈夫と言われてました。
ですが、これはやはり通路が狭くなることを懸念して135センチのダイニングテーブルを購入しました。
腰壁についてはこれは完全に好みになりますが、オープンなキッチンに憧れていたので腰壁をつけることは選択しませんでした。
来客が•••と気にされる方は腰壁をつけるといいと思います。
ゆちゃんちの来客はそう多くないので問題ないです。悲しいです。
来ても親しい友人か、親族です。
将来、娘の友達が来てくれることになるのでしょうか。それはそれで嬉しいので汚くない程度に保とうと思います。
来客がある時間の方が少ないと考え、自分の好みを通しました。
まとめ
横並びのダイニングキッチンはおすすめです。
スペースが広くて採用するならばデメリットは激減します。
ですが、スペースがないからこそ採用すべきレイアウトともいえます。
ゆちゃんの場合は家事動線が長いことよりも、キッチンダイニングの移動距離が短いことの方が大事なようです。
そこは人それぞれなのでゴリ押しはしません。
ですが、キッチンダイニングにいる時間が多くてめんどくさがりな人にはオススメです。
食事中に立たなきゃいけない場面で立たなくていいのって、とってもとっても楽だと実感してます。
キッチンからダイニングへ、ダイニングからキッチンへぐるっと回らなくて済むのは大きな大きなメリットです!
小さいことなんですけど、毎日のこと、しかも毎度のことですから侮れません。
もし、悩んでいる方がいましたら参考にしてもらえると幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
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