クロス選びはなかなか頭を悩ませる案件だと思います。
でも床と同様、かなりの面積を占めるものなので、お部屋の雰囲気を左右します。
クラスではないですが、部屋の雰囲気を変えてくれるものとして、タイルやエコカラット、木貼りなどがあります。
ありますけど、じゃあそれで、って簡単に言えない値段の代物です。
それらのものは、これって仕分け対象じゃない?ってなりがちです。
そこで、部屋の雰囲気を少し変えるアクセントクロス登場です。
うちはかなり遊び心のない家だと思っているのですが、よくよく考えてみたらアクセントクロスを数カ所使用していたので、勝手に紹介します。
アクセントクロス使用箇所
クロスは全て標準仕様です。
冊子から選択してます。
もっと他のところから探すのもよかったな•••と思うこともあります。
品番はいただいたサンプルに記載されているものです。
1階トイレ
品番: A1521DG
A(+数字)で始まるものはイージークリーン(非塩ビクロス)のようです。
こちらは壁紙表面に特殊コートを施し、汚れの落としやすさに配慮されているそうです。
選んだ理由
トイレはリビングのように長居する場所ではないですが、落ち着いてすごしたい場所なので、落ち着いた印象を与えるとされているグレーにしました。
このグレーという色は暗いイメージや不幸な印象を与える色でもあります。
避けたかったのは牢獄みたいなトイレです。
そのため、暗すぎないグレーを選び、あくまでもアクセントとしてで、使いすぎないようにしました(写真は暗いかな)。
過ごした感想
座っている間は見えないので白いトイレに見えます。
扉を開けた時はシンプルで落ち着いた印象を与えてくれているので、無難な仕上がりになってますが、気に入ってます。
2階トイレ
品番品名: A1523BG
選んだ理由
1階と同様落ち着いた雰囲気にしたいという思いのもと、選びました。
プラス、清潔感という意味で青系に。さらに、流行りに乗ってくすみブルーを選択しました。
過ごした感想
こちらも、1階同様座っている時は白い壁しか見えないのですが、扉を開けた時の無難と言えば無難だけど、無難すぎない雰囲気がこれまた気に入ってます。
サニタリーフロアとの相性も好きです。
開けた時に、
あ、なんかかわいい!
って思ってちょっとテンションが上がります。
寝室
品番: NR8114
こちらはイージークリーンタイプではありません。麻糸を使ったナチュラルな織物タイプの壁紙だそうです。
選んだ理由
寝室は主に眠ることが目的の部屋なので、精神の沈静効果という意味で青系、さらに暗めの色ということでネイビーを選択しました。
近くで見ると織物のようになっており、質感は温かみのある感じです。
過ごした感想
正直、昼間にこの部屋に入った途端、暗い印象を受けます。
主に過ごすのは夜なので、夜は電球色のライトと相まって雰囲気がいいので気に入ってます。
ただ、この壁紙のみ他のとタイプが違うので、劣化が早い気がします。
子どもが触ったりするからだと思いますが、合わせ目のところが、少しケバケバし始めてます。
子ども部屋
品名: A1544LV
選んだ理由
子どもが女の子かつ、まだ小さすぎて娘本人に意思がなかったので、私の好みで決めました。
ラプンツェルに憧れまして(年甲斐もなく私が)、ラベンダー色の中から選択することにしました。
ラベンダー色を使っている壁紙は、ヘーベルハウス標準の中にいくつかあるのですが、ラベンダーの使用率が多いこちらの壁紙を選択しました。
子供が大きくなったときに、嫌がるかな•••とこぼしましたら、営業さんが、その頃にはまたクロス張り替えという手もありますと言われ、それもまた楽しいと思い、子ども部屋にしか使えないような壁紙を選びました!
過ごした感想
ラプンツェル感は他の壁紙が白なので少し薄いですが、明るい色の床とマッチして可愛らしい仕上がりに満足しています。
やりすぎてない感じ、匂わせ程度の色合いが気に入ってます!
番外編
アクセントクロスではないですが、壁面、展示でアクセントとして使用しているものをご紹介します。
木目天井
このブログでも何度かご紹介かつ気に入っていると豪語している木目天井、木貼り天井です。
こちらもアクセントの一つとして紹介させていただきます。
これはですね、いい!
木目天井だけが全てではないのですが、天井に何かしらのアクセントがあると空間が一気におしゃれになります!
キッチン
キッチンパネルを設置するはずの場所にタイルをつけてもらいました。
※キッチン横の選択肢としてタイルも冊子に用意されています。
LDK全体をシックな重めな感じに仕上げたかったので、ネイビーにしました。
仕上がりの雰囲気としてはイメージ通りで好きです。
が、うちの日が入らないキッチンにはちょっと暗かったです。
そこだけがちょっと後悔ですが、ライトをつけた夜の雰囲気は好きです。
アクセントクロス以外の壁紙
今回のテーマがアクセントクロスでしたので、そちらをメインにお伝えしました。
アクセントクロスがあるということはメインのクロスもありまして、そちらも紹介します。
種類は2つ!
1つ目は子供部屋の白いクロスです。
品番: A1312NX
表面が織物のように(実際は織物ではないです)凸凹していて暖かみの感じられるクロスです。
子ども部屋なので、かっこいいとかスタイリッシュとかとは無縁な感じにしたくてこちらに決めました。
2つめはそれ以外の白いクロス全てです。
品番: A1303NX
玄関周りやリビング、廊下等々全てです。
部屋の雰囲気を柔らかい感じよりもちょっとカチッとした感じを出したくて塗壁風のクロスにしました。
もう少しオフホワイトに近いタイプの色味と悩みましたが、白!って感じのこちらにしました。
何がどうってこともなく、普通に過ごしています。
ただ、ヘーベルハウスの白い建具と並ぶと若干白さに違いが出ているのが少し気になります。
実はこれ、決める時から懸念していたことでして、IAさんにはそんなに気にならないと言われていました。
結果としては、日中は白さの違いが分かりますが、電球色だらけの我が家においては、夜は気になりません。
まとめ
アクセントクロスは注文住宅の醍醐味とも言える箇所の一つだと実感してます。
お部屋の雰囲気がかなり左右されます。
旧居ではアクセントクロスがなかったので、部屋に色を使うことを楽しみに思う反面、仕上がるまでドキドキでした。
全体的には冒険心は少なめだけど、お部屋や空間の印象は間違いなく各々いい影響がでています。
アクセントクロスが気に入っている今、欲が出てきてもっと遊んでもよかったかなって思ってます。
お部屋の雰囲気作りと、部屋の役割などを考慮しつつ使用する方の好みに仕上げるのは、なかなか悩まされることですが、それもまた楽しかったです!
どなたかの参考になりますように。
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